〈黒猫クレマの夏の茶話会〉、無事におひらきとなりました。

すぐに振り返り記事を書こうかとも思ったのですが、上演とそのあとのお話会がとても充実していて、私たち自身がすっかり満たされてしまって「ここで起こったことは、このままもう、自分たちの胸だけにおさめてしまおうか」と思ったり……
それくらい、楽しく、そして不思議な二日間でした。
執筆もさほど苦しまず、するするぽん、と元気に産まれた『トレモロ』という作品。会場にも恵まれ、メインビジュアルも素敵に仕上がり、劇中で「えんそう」をしてくれるかたもすぐに見つかり、本番当日にはお客様どうしの〈お引き寄せ〉やシンクロが次々に起こって…
稽古初日から、「ああ、これはうまくいくな。気を抜かずにやるだけだな」と感じる作品でしたし、事実、そのとおりでした。
いま、機会を逃さず上演できて、本当に良かったです。
写真を1枚も撮らなかったので、いったいどんなことをしていたやら皆目わからない黒猫クレマ。このまま「知るひとぞ知る」レストランみたいになってしまうのか……それも楽しいような、困るような。

黒猫クレマ

中村真利亜(俳優)、林敦子(コーポリアルマイムアクター)、坂本見花(物語作家)の三人によるユニット。愛称は「くっく」。 黒猫クレマがお届けするのはClose theatre(クロースシアター)。 観客と俳優がひとつづきのテーブルに着き、close(親密な)空間で物語を上演します。 隠れ家カフェでお気に入りの本を開くようにお芝居をお楽しみください。

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