喜びの種

どんなふうに書き出そうかと迷ってしまうほど、お久しぶりの投稿になってしまいました。
私(坂本)はいま、この冬初めてのポトフを煮ながら、これを書いています。夫が娘をお風呂に入れてくれているあいだの、ひとときの〈自分時間〉です。
(ただし、洗い物は棚上げ‥)
飛ぶように過ぎていく日々の中で、黒猫クレマの面々は、それぞれに大切なものをしっかりと見つめ、抱きしめて、暮らしてきました。
夏の公演以降、三人揃って会うことのないままに年越しを迎えようとしていますが、お互いにいつもどこかで繋がっている気持ちでいます。
今年、『トレモロ』という作品を上演できたことは、私たちにとって〈喜び〉以上のものでした。
今年蒔くことのできた種を、これから大きく育てていけたら、と思っています。
ご縁を結んでくださった皆様、
これから出逢うことになる皆様、
どうぞ黒猫クレマをよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ。
(クリスマスに投稿するつもりだったカードの写真。本当に日々は瞬きの間に過ぎていきますことよ)

黒猫クレマ

中村真利亜(俳優)、林敦子(コーポリアルマイムアクター)、坂本見花(物語作家)の三人によるユニット。愛称は「くっく」。 黒猫クレマがお届けするのはClose theatre(クロースシアター)。 観客と俳優がひとつづきのテーブルに着き、close(親密な)空間で物語を上演します。 隠れ家カフェでお気に入りの本を開くようにお芝居をお楽しみください。

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